決意

2010年からコミュニティ放送局設立を目指して、
ボランティア運営でインターネットラジオ「ラジオポワロ」として活動してきました。
その間、たくさんの市民の方のご意見を聞く事ができました。
なんとかそのお声を届けたいと思う気持ちも湧いてきました。

そしてコロナ禍において、岩瀬自治会の副会長や、
松戸まちづくり会議の理事等を拝任することになり、
有事の際はもとより、普段の暮らしにおいても
地域のつながりの重要性をなお一層、強く感じるようになりました。

そのためには、情報が必要です。
情報を市内にくまなく伝えるにはインターネットだけではなく、
ラジオ一つでどこでも聴ける公共性があり電波のあるコミュニティ放送局の設立
本当に必要だと思いました。

放送局を立ち上げるために、松戸市民の皆様の総意をいただくことはもちろんのこと、
市の財源の使い方を見直しコミュニティFM放送局づくりに活かすよう活動して行きます。

コミュニティ放送局を通して安心・安全で楽しく誇れる松戸市を作ります。

どうぞよろしくお願い致します。

ラジオポワロ配信開始の経緯

私は、2000年から神奈川と北海道のコミュニティFM局で放送されていた番組の
アシスタント・パーソナリティとして番組作りに参加することになりました。
都内のスタジオで収録された番組音源が、各コミュニティFM局へ送られ配信されていました。

小さなスタジオブースで2人っきりで話しているだけの、反応が聞こえてこない番組作り。
「聴いてくれている人、いるのかな?」そんな疑心暗鬼を持ち始めたころ、
神奈川のコミュニティFM局からお祭り会場でのライブ放送のオファーを受けたのです。

会場に行ってみると、大きな神社の境内にひしめく人・人・人
「いつも聴いてますよ!」
「毎週、楽しみにしています!」
「(メインの)ボケに突っ込む上條さん、面白い!」
「これからも頑張ってください!」など、
普段、目の当たりにできない多くの市民の方から励ましのお言葉をいただきました。

また、現地市役所の担当者からも「こんなにお祭りに人が集まったのは初めてです!」と
感謝され、地域密着のコミュニティFM局が地域の活性化にこんなにも役立っているんだ!
と気づかされたのが、この瞬間でした。

ラジオポワロ開始のきっかけとなった神奈川FMの公開生放送

神奈川県の中心からも離れた小さな市。
ここにコミュニティFM局があって、なぜ松戸市にはないの?
もっと松戸市を活気づかせることができるのに!」との思いから、
小学校の同級生を中心にコミュニティFM局の必要性を説き、
開局を賛同してくれた友人たちと2010年11月に
「ラジオポワロ」パイロット版をネット配信することになりました。

週1回の配信を重ねて今年で12年目になります。
そしておかげさまで2022年7月には
番組配信第500回を迎えることができました。

ちなみにポワロとはフランス語で「ねぎ」のこと。
ポロねぎとも言い、松戸の名産「矢切ねぎ」をヒントに名付けました。

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